あけおめことよろです。
今年もよろしくお願いします。


ネタ抜きで1月以降の環境を予測しましょう。
環境の読める人間ではありませんが、今ある情報から自分なりの答えを出してみたいと思います。




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◎【クリフォート】
《ハーピィの羽箒》の解禁はペンデュラムテーマにとって追い風となりそうだ。
ツールのサーチ能力、ディスクの展開力、ゲノムの除去と、テーマとしての立ち回りは1通り揃っており、加えてペンデュラムの特性上、爆発力が異常に高い。機能すれば、1キルはザラ。
ペンデュラム共通の弱点として、特殊召喚メタはもちろんのこと、《魔封じの芳香》などの魔法メタに脆い点も留意したい。【クリフォート】はペンデュラムを利用したアドバンス召喚テーマだが、その根幹となるペンデュラム召喚ができなくなると、機能しづらくなる。
しかし【クリフォート】にはその場合の打開策も用意されており、そうした場合は☆4モンスターとしてではなく、本来の姿になるのだから、せっかくメタっても対抗策を取られた場合、された側にとっては溜まったものではないだろう。
ツール効果の関係でライフの減りが早いため、そこをいかに突けれるかがポイントになりそう。


◎【影霊衣】
汎用儀式パーツと《ユニコールの影霊衣》の規制がどこまで響くか。
《ユニコールの影霊衣》以外の儀式モンスターでサーチ効果を持っているのは《クラウソラスの影霊衣》と《ブリューナクの影霊衣》の2種類。今後はこの2種類と、儀式魔法をサーチする《ソニックバード》、ないしは《リチュア・チェイン》を中心とした構築になる事が予想される。
これまで【影霊衣】を使用していたプレイヤーは【クリフォート】に鞍替えする事も予想され、大会における使用数は減るものと思われる。
どのトップメタにもいえるんだけど、ジプシーは批判の的にされやすいんだがなぁ…


○【緩和された禁止カード群】
エラッタされたとはいえ、強力な効果を保持している《混沌帝龍》、相手LPに依存するようになった《破壊輪》の2種類は多くのデッキに入れられそうな気がする。
特に《破壊輪》は、相手モンスターの攻撃力の関係で実質的にLPのボーダーラインが4000以下となり、有利に進めば進むほど発動できなくなっている。とはいえボーダーライン内なら十分にその威力を発揮できる。相手のデッキによっては、引導火力と化す場合もある。
《死のデッキ破壊ウイルス》に関しては、インフレに対する牽制ではあるものの、相手への無敵付与はともかくデッキ破壊は、場合によってはメリットに転ずる可能性がある。


○【妖仙獣】
本来【妖仙獣】はペンデュラムテーマだが、いつのまにか《鎌壱太刀》《鎌弐太刀》《鎌参太刀》の3種類をメインとしたメタビートと化している。
【クリフォート】や他のペンデュラムテーマにも云える事だが、《ハーピィの羽箒》解禁による追い風はあれど、逆に言えば自分で張り替えづらくなったとも。《EMトランポリンクス》のおかげで張り替えは効くものの、SECE時点でペンデュラムをコントロールするカードはまだまだ少なく、現状ではペンデュラムの張り替えは除去が中心となっている。
今後除去以外の方法でペンデュラムをコントロールするカードが多くなれば、そちらの方にシフトされるかもしれない。
【妖仙獣】としては次世代の【剣闘獣】といった感じ。主導権を握れるかどうかは《修験の妖社》《妖仙獣の秘技》が機能できるかにかかってるといえる。


○【列車】/【レベル10機械】
日本版WPにより強化された列車デッキ。《転回操車》により簡単に★10Xモンスターを出しやすくなり、2000バーンと30打点を繰り出す《グスタフ・マックス》、高い防御力を誇る《スペリオル・ドーラ》と、打点の高さは他の追随を許さない。あわよくば10×3のXモンスターも出そうだが、それは状況次第といえる。
4000もの防御力がある《スペリオル・ドーラ》への対応に間誤付けば間誤付くほど、こちらが優位となるが、それらを無効にしてしまう《スキルドレイン》や、攻撃力・守備力をダウンさせるギミックを使われると、その強固な防壁を突破される危険性も。《スペリオル・ドーラ》に際してはORUの保持や、続けて2体目・3体目を出せるかがポイントといえるだろう。


?【セフィラ】
9期からのコンマイはペンデュラムを推している模様で、今回の【クリフォート】スルーはそれの側面を見出した形となった。次のパックに性能がイカれたペンデュラムテーマを出す事が予想され、その際には【セフィラ】がそうなる可能性が否めない。現時点で判明カードは複数あれど、デッキパワーはまだ未知数だが、設定上は対クリフォートなので、ぶっ壊れる可能性は大きい。


?【海外テーマ】
1412現在、海外では【Buring Abyss】というテーマが隆盛を極めている。
日本で【Buring Abyss】が解禁されるのは、昨今の海外パックのリリース時期から考えて1504期以降と考えられる。
【Buring Abyss】は持久力と展開力が高いテーマだが、いかんせん打点の低さが問題。また、自壊効果の関係で《Burning Abyss》モンスターとの共存を図りづらい。


△【シャドール】
△【HERO】
シャドールの光闇融合体が制限、融合テーマの万能除去ソースである《超融合》が制限と、融合テーマへの逆風が吹き荒ぶが、長らく禁止カードとなった《混沌帝龍》の緩和により、これら2つのパワーダウンは回避されると思われる。
【シャドール】に至っては《死のデッキ破壊ウイルス》に対応しているモンスターが2種類おり、これらと組み合わせる事で相手の戦線を大きく崩せれそう。新しく付与されたデッキ破壊効果が戦局をどう動かせるかによるだろう。【HERO】も《シャドー・ミスト》が《死のデッキ破壊ウイルス》に対応している点も着目したい。
その【HERO】は《ダーク・ロウ》を先攻1ターン目で展開出来るかが鍵になりそう。除外による牽制は強いが、除去で突破される点は留意したいところ。
《混沌帝龍》と《死のデッキ破壊ウイルス》。カードパワーを削がれた2つの融合テーマの救世主となるだろうか?


△【リチュア】
数ある儀式の中で、唯一ダメージを受けていないテーマ。《ガストクラーケ》が制限のままだが、【聖刻】が復活した事で、再び【聖刻リチュア】が環境シーンに復帰する事が予想される。しかし復活したとしても、今の環境で上位に飛び込むのは難しい。


×【その他の儀式テーマ】
ネクロスのせいで、壊滅。


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と、いったところで今回はここまで。
個人的には、1501環境はこうなるんじゃないか、と予想しています。


予想には触れていませんが、ダークマタードラゴンの登場で、【征竜】がまた復活しそうな気がします。
ここまで壊れてないと売れないというか、環境を0309期まで戻すとか、もう戻れるところまで戻れなくなってるような気が…