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ネタ抜きで2月以降の環境を予測しましょう。
環境の読める人間ではありませんが、今ある情報から自分なりの答えを出してみたいと思います。
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◎【アーティファクト】
◎【光属性】
→【アーティファクト】はモンスターの構成上★5エクシーズを展開しやすい。また、立ち回りは《白銀のスナイパー》《トイ・マジシャン》に近く、効果破壊を躊躇わせるだけでもかなりの牽制になる。ワンショットぶっぱのテーマと違って弱点が分かり辛いのも強み。ただ、一番の懸念は『ジャッジキル』であり、【アーティファクト】はその性質上ジャッジキルを頻繁に行うプレイヤーの標的にされる懸念がある。《白銀のスナイパー》《トイ・マジシャン》という前例があるし、《アーティファクト・ムーブメント》も場合と裁量によってはジャッジキルの懸念がある。そうした懸念を除けば、間違いなく環境に食い込めるテーマ。だが、思わぬ形で歯止めがかかったりして。
そして何より《オネスト》の緩和は【光属性】にとって追い風となりそう。特に【武神】は《武神器−ハバキリ》と合わせて5枚体制となる。【先史遺産】【ライトロード】は闇属性モンスターとの組み合わせにより『カオス』を展開できる。そんな状況の中、《オネスト》の緩和は思い切った裁定だと思う。
○【征竜】
→《異次元からの帰還》禁止、《封印の黄金櫃》《七星の宝刀》制限など、足回りを規制された事で従来の動作が難しくなったが、デッキ構築を変えたらまだまだ動きそうな気がする。★8軸はもちろん、青眼に植物と組み合わせられるデッキには枚挙に暇がない。2月の制限で一応の様子見だが、状況次第では新たな巻き込み規制が起きるかも。
○【ヴェルズ】
→《ヴェルズ・オピオン》が制限カードに指定された事で軸を失ったが、失ったスロットを他の★4エクシーズに回せばまだまだいけそうだ。しかしそれもPRIOリリース前日までで、それ以後は苦戦が予想される。環境均衡枠としての役割は今回が正念場か。
○【HERO】
→《E・HERO バブルマン》の規制で先攻ルーラーが困難に。今後はビートダウンに軸を戻すだろうが、何かしらの新案が有志によって構築されたら、そちらに軸を移すかも。【アンデッド】+【HERO】など、他テーマと組み合わせると面白いムーブができそうだ。
○【森羅】
→《ローンファイア・ブロッサム》の緩和と、PRIOに収録される《森羅の施し》の登場でどこまで環境に踏み込めるかが焦点。墓地肥やしが強いテーマなだけに、同じ墓地の掘り起こしテーマである【ライトロード】と組み合わせれば面白い事が起きそう。
△【デビル・フランケン】
→かつての『巨大化コンボ』の他に、《DNA改造手術》+《脳開発研究所》のコンボによる効果の連打や【ジャンクドッペル】のムーブからの展開、そして《自爆スイッチ》との併用と『所変われば』な状態。《エフェクト・ヴェーラー》など弱点が多く、対処できれば脅威ではないが、決まった時の爆発力は侮れない。コール先は《ナチュル・エクストリオ》など相手への制約を強いるカードがメインとなりそう。間違っても《自爆スイッチ》との併用はあって欲しくないが…
△【機械族】
→【スクラップ】の台頭や【サイバー流】の強化などで機械族デッキの風向きは良好だが、環境としては【カラクリ】と同じ立ち位置に収まりそうな気がする。《デビル・フランケン》の緩和で爆発力は増すものの、その《デビル・フランケン》を投入するにもスロットの問題がある。
△【蟲惑魔】
→PRIOに収録される《ティオの蟲惑魔》の登場で俄然テーマらしくなったが…。現状《トリオンの蟲惑魔》が出張状態だし、《ティオの蟲惑魔》もまた《トリオンの蟲惑魔》と同様に出張要員で収まりそうな気がする。そう、【炎星】における『ユウシテンキセット』よろしく…。
△【水精鱗】
→主要となるパーツが挙って規制された事で、さらに動き辛くなったと予想。ここまで動き辛くなると使う人もほとんどいなくなるのではないだろうか。他テーマとの組み合わせ次第では、まだワンチャンありそうだが…
×【特殊勝利系】
→【エクゾディア】はともかく、【カウントダウン】は遅延の温床になっている印象があり運営にとって害悪化している。海外では規制されているが日本ではスルー。日本573は遅延行為を黙認していると受け取られてもおかしくはないだろう。
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とりあえず自分の知りうる限りではこれらのデッキが有力。
デビフラなんかは何も考えていませんので何も言えませんが、これを使ったデッキが台頭するんじゃないかなーと思っています。
制限改訂が年4回になったのでこれからせわしなくなりそう。
そろそろ環境が変わって欲しいっていうか、1年以上も同じデッキ環境トップに君臨すると、流動性がないってな感じになりマイナスになるんだよね。
573にとってもユーザーにとっても。
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