・5月22日
今年のリミテッドエディションの情報を某所にて手に入れました。
と、いうわけで新カードの考察をウチなりの見解でやってみました。


「混沌幻魔アーミタイル」
【ステータス】☆12・闇・悪魔族・攻守0/0
【融合素材】「神炎皇ウリア」+「降雷皇ハモン」+「幻魔皇ラビエル」
【効果】自分フィールド上に存在する上記のカードをデッキに戻した場合のみ、融合デッキから特殊召喚が可能(「融合」魔法カードは必要としない)。このカードは戦闘によって破壊されない。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限りこのカードの攻撃力は自分のターンのみ10000ポイントアップする。

【考察】召喚の難しさは、かの「ゲートガーディアン」を彷彿とさせる。召喚条件はコンタクト融合と同じだが、自分フィールド上の三幻魔全てを融合しなければならないので、融合召喚するにはどうしてもタイムラグが発生する(一ターン目でラビエルとウリア、次のター
ンでハモン、というように…)。
攻撃力10000はかなり恐ろしいが、自分ターンしか適用できない事と、魔法罠による除去に弱いため、使うとしたらフィニッシャーになりそう。しかしアーミタイルを搭載した三幻魔デッキを構築するとなると、元が元だけに非常に重くなる上にデッキ構成でバレバレになるので、対処はしやすい方か。
【実用レベル】☆


「青氷の白夜龍(ブルーアイス・ホワイトナイツドラゴン)」
【ステータス】☆8・水・ドラゴン族・攻守3000/2500
【効果】このカードを対象にする魔法または罠カードの発動を無効にし、それを破壊する。
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが攻撃対象に選択された時、自分フィールド上の魔法または罠カード1枚を墓地に送る事で、このカードに攻撃対象を変更する事ができる。

【考察】アニメ版の効果と変わらず。というか、召喚条件なしでこの効果はかなりヤバい。
これぐらいの壊れ効果なら、「青眼の光龍」とまではいかずとも、やはり召喚条件などをもっと厳しくするべきだと思う。
しかし効果を見る限りはモンスター効果で対処できるが、そのモンスター効果を無効にするカードとのコンボが怖い。
【実用レベル】☆☆


「カードブロッカー」
【ステータス】☆3・地・戦士族・攻守400/400
【効果】このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、守備表示になる。自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが攻撃対象に選択された時、このカードに攻撃対象を変更する事ができる。このカードが攻撃対象になった時、自分のデッキのカードを上から3枚まで墓地に送る事ができる。墓地に送ったカード1枚につき、このカードの守備力はエンドフェイズ時まで500ポイントアップする。

【考察】「カードガンナー」の守備版といったところ。加えて攻撃誘導効果ということもあり、相手の攻撃をある程度防いでくれる点は頼りになる。
しかしこのカードの真骨頂はデッキ圧縮で、仮に「カードガンナー」3積み、「カードブロッカー」3積みの場合、つごう18枚のカードを墓地に送ることになる。これは凄まじいデッキ圧縮になり、搭載しているデッキがキメラ1キルの場合、デッキ圧縮という点だけでもかなりの脅威となる。つまり、それだけ「キメラテック・オーバードラゴン」に繋がりやすくなるという訳だ。
従って、現環境下では1キルを決めづらくなったものの、「カードブロッカー」の登場により、キメラ1キルデッキ再燃の可能性は否定できない。
【実用レベル】☆☆☆☆☆


「アルカナフォースEX−THE LIGHT RULER」
【ステータス】☆10・光・天使族・攻守4000/4000
【効果】このカードは通常召喚できない。自分フィールド上に存在するモンスター3体を墓地に送った場合のみ特殊召喚する事ができる。このカードが特殊召喚に成功した時コイントスを1回行い、次の効果を得る。
●表:相手モンスターを戦闘によって破壊し墓地に送った時、自分の墓地からカードを1枚手札に加える事ができる。
●裏:このカードを対象にする効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし、破壊する。この効果でカードの発動を無効化する度に、このカードの攻撃力は1000ポイントダウンする。

【考察】アニメでは「ザ・ヘブンズ・ロード」「ザ・マテリアル・ロード」「ザ・スピリチアル・ロード」の3枚を墓地に送る事で特殊召喚できたが、OCGではモンスター3体で特殊召喚可能。予想通り効果適用はコイントスによるもので、表は墓地回収、裏は攻撃力ダウンというデメリットこそ持つが、擬似「光と闇の竜」となる。さすがに裏の効果は連続で発動するのはきついので、効果を使うとしたら表になりそう。
今回の新カードの中では、デッキに組み込まれやすいカードといえる。
【実用レベル】☆☆☆☆


「The Splendid VENUS」
【ステータス】☆8・光・天使族・攻守2800/2400
【効果】このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、フィールド上で表側表示で存在する天使族以外の全てのモンスターの攻撃力と守備力は500ポイントダウンする。また自分がコントロールする魔法・罠カードの効果と発動は無効化されない。

【考察】天使デッキなら主力を張れる戦力。何より「サイコショッカー」「ホルスの黒炎竜Lv8」などの封印系カードから自分の魔法・罠を守れるのは心強い。天使以外の種族モンスター攻守ダウンのおかげで、「ホルスの黒炎竜Lv8」に打ち勝てる。
デッキに組むとすれば、天使単か、あるいは五帝デッキのサイド要員か。このカードの登場により、パーミッションデッキが猛威を振るう事になりそう…
実用レベル:☆☆☆☆


「デモニック・モーター・Ω」
【ステータス】☆8・闇・機械族・攻守2800/2000
【効果】自分のエンドフェイズ時に、自分フィールド上に 「モータートークン」(機械族・地・星1・攻/守200)を1体攻撃表示で特殊召喚する。1ターンに1度だけこのカードの攻撃力を1000ポイントアップできる。この効果を使用した場合エンドフェイズ時にこのカードを破壊する。

【考察】生贄可能なトークン生成効果という点では「怨念の魂 業火」よりも生成しやすいが、エンドフェイズでの生成なのでトークンはほぼ維持できないと見ていい。自身の効果でパワーアップできるが、「リミッター解除」よろしくエンド時に破壊されるので、バトルフェイズで攻撃→メイン2で「闇のデッキ破壊ウィルス」発動……が主な戦法となるだろう。
【実用レベル】☆☆☆


神獣王バルバロス
【ステータス】☆8・地・獣戦士族・攻守3000/1000
【効果】このカードは生け贄無しで通常召喚する事ができる。その場合、このカードの元々の攻撃力は1900になる。3体の生け贄を捧げてこのカードを生け贄召喚した場合、相手フィールド上のカードを全て破壊する。

【考察】効果は「ギルフォード・ザ・ライトニング」の上位互換、「ガンナードラゴン」と同様の妥協召喚は可能だが、妥協召喚にしろ正式な手順を踏んでの召喚にしろ、やはりそれの上位となるのは如何なものか。
「スキルドレイン」と併用で☆4・攻力3000ってどんだけって話( 'Д`)
「突然変異」+「サイバー・ツイン・ドラゴン」で5600のダイレクトアタックってどんだけって話( 'Д`)
イレイザー」「アバター」「ドレッド・ルート」「ギルフォード・ザ・ライトニング」がどこ吹く風…
【実用レベル】☆(ただし、デッキによっては実用レベル☆3)


「コールド・エンチャンター」
【ステータス】☆4・水・水族・攻守1600/1200
【効果】手札を1枚捨てる事で、フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体にアイスカウンター1つを置く。このカードの攻撃力はフィールド上のアイスカウンターの数×300ポイントアップする。

【考察】先の定期購読特典カードである「アイス・ブリザード・マスター」の関連カード。
アイスカウンターを生成、その分パンプアップするので、弱いまま終わるということは殆ど無さそう。単体でも運用できる分扱いやすいが、「アイス・ブリザード・マスター」の効果を発動すると元に戻ってしまう点には注意が必要。
「青氷の白夜龍」「氷帝メビウス」「アイス・ブリザード・マスター」と組んでの『氷デッキ』が始まりそう…
【実用レベル】☆☆☆☆






ところで、LEって一般販売されてるんでしたっけ?
VJ応募?うーん、多分手に入れるのは難しいっぽいです…

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・5月24日
今現在持ってる除外デッキをEX2006用にカスタマイズしてシミュレートしてみましたが、除去につぐ除去でLP差30000があっという間にパァに( 'Д`)


ちなみに相手はガジェット。除外手段がなくなった途端に↑でした。
デッキ調整も兼ねているため、勝敗の方は殆どが勝ち越しか五分五分ですが、ガジェットだけ大幅に負け越してます。
確か、110勝130敗でしたっけ?いや、もっとひどいか。
その敗因は、多くが除去。的確に除去してくるしガジェットはワラワラ出るし…手札がひどいと、あっという間に瞬殺されるという悲惨さ。
完全に苦手意識持ってます( 'Д`)


で。その除外デッキですが、試しに天空デッキと組み合わせてみたら、何か凄い事に。
ライフゲインが凄まじいと、サターン、マーズがとんでもない事に。
事実、天空の聖域環境下でLP20000以上勝っている時にマーズを出して相手モンスターに攻撃ダメージ20000オーバーって何だこれ。
天空の聖域環境下でLP20000以上勝っている時にサターンを出して優先権で効果発動ダメージ20000オーバーって何だこれ。


っつー訳で、ウチの除外デッキでカスタマイズしてみました。
■裁かれて、天空
≪モンスター≫:20枚
2:裁きの代行者 サターン
2:天空の使者 ゴルディアス
2:異次元の偵察機
1:ファイヤーソーサラー
2:炎の女暗殺者
2:力の代行者 マーズ
3:紅蓮魔獣ダ・イーザ
3:ニードルワーム
1:メタモルポット
2:ネクロフェイス


≪魔法≫:14枚
2:次元の裂け目
2:グランドクロス
3:異次元の境界線
3:魂吸収
2:天空の聖域
1:テラ・フォーミング
1:ライトニング・ボルテックス


≪罠≫:6枚
3:マクロコスモス
1:ジェムフラッシュエナジー
1:D・D・ダイナマイト
1:マジック・ジャマー


≪サイド≫:15枚
2:王虎ワンフー
2:阿修羅
1:砂塵の悪霊
2:縮退回
1:レベル制限B地区
2:我が身を盾に
2:サイバー・サモン・ブラスター
1:マジック・ジャマー
1:D・D・ダイナマイト
1:グラヴィティ・バインド−超重力の網


机上の構築。よって強さ不明。
フィニッシャーが増えたのはいいんですが、やっぱり難しい…
ゴルディアスは除外と相性悪いような気がする。サーチ効果発動時は注意が必要。

実際に回してみたいけど、サターンとゴルディアスが1枚しかなく、ネクロフェイスに至っては1枚もないため天空除外デッキを組めないというのが現状。


ファイヤーソーサラーは、このデッキにおけるアイドルカードなんで抜いてません(笑

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・5月25日
シモッチバーンを構築したいんですが、肝心のギフトカードが1枚も持っていないという…
さて、どうしよう。


いちおー、デッキ完成形はこんな感じです。
■回復=ダメージ
≪モンスター≫:16枚
3:白魔導士ピケル
3:不幸を告げる黒猫
2:見習い魔術師
3:ブレイン・ジャッカー
1:魂を削る死霊
1:マシュマロン
3:ジェルエンデュオ


≪魔法≫:7枚
1:強奪
1:サイクロン
1:ツイスター
2:強制転移
1:死のマジックボックス
1:ライトニング・ボルテックス


≪罠≫:17枚
3:ギフトカード
3:シモッチによる副作用
2:生贄封じの仮面
2:トラップ・キャプチャー
3:神の宣告
2:暗黒の呪縛
2:真実の眼


机上の構築。よって強さ不明。流れとしてはこんな感じ。
◆ギフトカード+シモッチ
└3000ダメージ
ピケル+シモッチ
└相手モンスター数×400ダメージ
◆ブレイン・ジャッカー+シモッチ
└毎ターン500ダメージ+相手モンスターのコントロール
◆暗黒の呪縛
└魔法発動時1000ダメージ。相手の除去魔法を牽制
◆生贄封じの仮面
└生贄召喚対策。ならず者対策
◆神の宣告
└ショッカー、帝、大嵐対策


問題は、持ってないカードが多いということ…

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・5月26日
近所のカードショップで行われた大会に出向きましたが、結果は4戦中2勝2敗の五分五分でした。


1〜2週間前に参加した遠場での大会はスタンなど流行デッキの割合は低かったので、ファンデッカーでありアンチスタンデッキでもあるウチとしては闘いやすかったのですが、近所のカードショップでの大会は、何回かに一度の割合で常連客が必ず優勝する法則が成り立つうえ、若年層(この場合は学生)を中心にスタンデッキの使用率が凄まじいため、遠場での大会と比べるとその比率は歴然です。
ウチの近所での話なんで他はどうか判りませんが、とにかくウチの近所のデッキ分布はこうなのですよ、と。


使用デッキ:水面のワルツ(プロトタイプ)


第1戦:対アンデッド − ○××
ゾンビマスターTUEEEEE!!KOEEEEE!!なんだこREEEEE!!
もうモンスターゾーン足りねえよ、っていう状態。ヴァンロ龍骨ゾンマス業火死霊…。
ミラフォがあったら、多分この局面乗り切れてたのかもしれない。


第2戦:対ドラゴン単 − ○×○
相手は子供。
サイバーダーク系同梱。ダイレクトとか貫通とかマジやばいって。
ストレート勝ち決めれるかと思いきや、追い上げた矢先に魔法の筒でアウチ。


第3戦:対スタン − ××
スタンなんて だ  い   き    ら     い      だ
あと、対戦票きちんと記入しとけよスタン野郎。


第4戦:対HERO − ○×○
相手は子供。
あまり融合してこなかった所を見ると、事故起こしていたのかデッキが回っていなかった模様。相手が不利と見るや後手後手に回りすぎて、一方的な展開に。






総括:
何か物足りない…19日の大会で完全燃焼したせいかもしれないが、何か勝った気がしない。

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・5月27日
昨日の大会で、ヴェノムデッキを使用している人の試合をちょこっと拝見させてもらったんですが、その人のデッキはヴェノム+スピリットのデッキ。
スワンプで相手モンを破壊しつつ、スピリットでダメージを負わせるデッキ。
スピリットモンスターはエンド時に手札に戻るため、自分はスワンプの影響を受けないんだ
とか。


確か、
≪モンスター≫
ヴェノム系、スピリットモンスター、他は必須系


≪魔法≫
ヴェノム・スワンプなど


≪罠≫
ヴェノム・スプラッシュなど






細かい配分は判りませんです。