死のグループ、連戦が大きなカギ
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20041210&a=20041210-00000005-spn-spo
9日、アジア最終予選の組み合わせが決定し、韓国はサウジアラビアと、日本はイランと北朝鮮と同組に入った。
グループA − 韓国・サウジアラビア・ウズベキスタン・クウェート
●ポイント
前回4強の韓国と、サウジアラビアの一騎打ちになる可能性が高い。ウズベキスタン、クウェートが、如何にこの2チームに食い下がれるか。
●ポイント
焦点となるのがイランと北朝鮮の2チーム。中東の強豪イラン、過去にW杯でベスト8まで勝ち抜いた実績を持つ北朝鮮に不覚を取るようなことがあれば、このグループは大混戦になる可能性がある。
・日本
中田英・中村ら欧州勢に加え、国内勢の活躍に期待が掛かるところだが、過去の戦績から見ると、得点力が少々乏しいのが気がかり。1次予選の対オマーン戦のように、コンディション調整と海外組と国内組との連携確率がカギとなる。
対戦成績は、vsイラン:4−4−5、vs北朝鮮:4−4−3、バーレーン:2。
・北朝鮮
66年のW杯で8強入りという実績を持つが、90年代は経済危機により表舞台から姿を消している。国際試合での経験不足が不安定要素として重く圧し掛かるものの、1次予選でUAEを破っている。それだけに、イラン以上に不気味に感じるかもしれない。
何より、歴史的背景から、韓国以上に気迫をぶつけてくるだろう。初戦の相手が相手だけに、ピッチ内外で大荒れになる可能性がある。日朝は今、政治問題でこじれているだけに、政治問題に漕ぎ着けての誹謗中傷や抗議が気に掛かる。
・イラン
日本にとって最大のライバルとなる相手。個人能力の高い選手が揃っており、中でもアジア年間最優秀選手カリミ、マハダビキは要注意選手。アウェー戦は3月と言うことで高温多湿の環境は避けられそうだが、強敵が待ち構えている。
日程的にも厳しく、連戦となる3月を乗り切れるかが焦点となる。
・バーレーン
先のアジアカップでは最後の最後まで苦しめた相手。鋭い逆襲を武器とするチームで、高い決定力を誇るフバイルが中心となる。カウンター攻撃に如何に対応できるかが勝負のカギとなるが、何より3−6月の連戦は、過酷さを極めることになるだろう。
破壊力抜群の攻撃力があるだけに、展開次第ではダークホースとなりうる。
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