7月23日付でCOJ・1.4が解禁されました。


続きからでは、1.4のカードとお試しデッキの雑感を。
カードに関しては、注目カードのみをピックアップしていきます。
イラストと効果は調達しません。各自補完の方向で。




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◇赤ユニット
《安穏のアリエス
アリエスに限らず『エレメント〜』のアビリティ持ちは全員が3色ユニットのような立ち回りをする。アリエスは3CPながらBPが60と、ルールが変わった今回で云えば破格のステータス。
黄/青がいる場合にいずれかの効果が発動する。どちらに重きを置くかは構築次第。


《キングバクダルマン》
奇数ラウンドごとに全体3000ダメージ。攻撃すれば最大2500のダメージ。合計で5500のダメージだが、秩序の盾を持っている相手には通じない。
組み合わせるユニット次第では自分のユニットを巻き添えにして相手にライフバーンをかますなんて芸当もできる。偶数ターンに処理されたり、沈黙を付与されるのだけには注意が必要。


◇黄ユニット
《司令官テイアー》
黄色の《アーテー》。新能力である「ウィルス」を送りつける。テイアーを含めてウィルスを送りつけるユニットは各色2種類ずついる。
今後もウィルスを送りつけるユニットが増えたら、ウイルスデッキなるものが完成するかもしれない。現状は4色デッキのみだが、いずれは2色・単色、あるいは【ウィルス単】デッキなるものが出てくるのだろうか。


《天帝インドラ》
まず珍獣と昆虫は大部分が死ぬ。2CPで固めてもインドラが出たら死ぬ。《ジャッジメント》などの行動権操作カードと組み合わせると5000のダメージが襲い掛かる。そして除去されてもただでは起きない。
5CPだが、《ベルゼブブ》の例があるしコストの重さはそんなに気にはならないかと。


◇青ユニット
《空色のコルフェ》
返しのターンでハデスしろ、といわんばかりの性能。Lv2を大量に出しすぎると攻撃された時困るが、自身が破壊された場合、相手のみLv2以上を全破壊する。
トリガーに対する牽制だけどそうホイホイ相手が撃ってくれるかなぁ…?


《創造神機ブラフマー
青の低コストユニットで固めれば、これ1枚で大量展開可能。しかも自分ターンの開始時にはCP3の青ユニットを蘇生するため、相手をする側にとってはこいつを除去をしない限り鬱陶しく感じるはず。
専用デッキを構築するのも悪くない。


◇緑ユニット
《圧殺のタウルス》
まずイラストを見て欲しい。その直後の反応は自ずと解るはずだ。


《純情ヴァルゴ》
突っ込み満載すぎてどこから説明すりゃいいのかワカンネーよ!
《デビルビルダー》と組めば、自身の効果と相俟って確実に1ダメを与えられるぞ!
もうこれでいいっすかね…


◇トリガー
《アンチ・トリガー》
《アンチ・インターセプト
遊戯王で云うところの《連鎖解呪》。3枚積んでいるカードを狙い撃てば、それだけで相手に損害を与えられる。


インターセプト
《卒業》
どっかの大人数アイドルみたいにタブーだらけにすれば、卒業後の活動も安泰だね!
#Q:お前は何を言ってるんだ A:それだけ敵を作ってるって事だろ


《対空ミサイル》
確実にダメージを与えられるユニットに対しての除去札。


《夢破れし者》
軽減からの進化や、中盤以降での進化ユニット展開に対する牽制。


《フェイタルスラッシュ》
《ゴライアス》内蔵の赤インセプ。PA成功で《ハーピィの羽箒》相当の全体除去。


《終末の日》
3ダメは自分LPの状況次第では即死に繋がるが、相手の展開を途切れさせるにはうってつけ。


ネクロポリス
色に関する制限は無いので、青にこれを差して他色のユニットのSSを狙いたいところ。


◆お試しデッキ
・緑
黄緑2色の神族デッキ。デッキとしては序盤で《ユグドラシル》を展開できるかが鍵。そのためには後攻を取り、軽減で展開をしたい。後攻1ターンで展開できればしめたもの、強烈な牽制になれる。黄側は《アルテミス》の消滅効果が活きる。
最終的には《スサノオ》の展開を目指す。OC時のデメリットがキツイが、BPが多く上がっている状況ならそれほどマイナスにはならないはず。


・黄
赤黄2色の天使デッキ。《カパエル》《デビルウィンナー》によるデッキ圧縮からの《アザゼル》《ガブリエル》。《ニケ》によるリブートからの連撃が決まればなお良い。
相手のユニットをCUして《アザゼル》で焼くという芸当が可能。相手側に伏せカードが無い場合は《ラミエル》の焼きが活きる。


・赤
赤青2色の悪魔デッキ。焼きに特化した構成で、《アレス》《ベルゼブブ》による焼き、《ネビロス》《デモンズハンター》によるトリガーロストと、除去を前面に押し出したデッキとなっている。
ルールが後攻3CP・1ドローに代わった事で、軽減を駆使すれば早い段階で《ベルゼブブ》が出せる。《風紀委員マコ》《チアデビル》を序盤に立たせて、《アレス》《ベルゼブブ》で焼く。トリガーを伏せたら《ネビロス》で除去。


・青
こちらも赤青だが、不死がメインのデッキとなっている。動作としては従来の不死ハンデスと同じ。レベル操作により《イザナミ》の除去が活きる。
イザナミ》の除去だけで1ライフダメージ、相手側にLv3が2体以上いれば2ダメとなる。《卑弥呼》の存在が少々謎だが、多くを巻き込んでのCPブーストからの高コストインセプ発動なら…と言いたいところだが…正味な話、《タナトス》でハンデスした方が話が早い気がする。


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と、いったところで今回はここまで。
今回は進化ユニット0という珍しい構成。その代わり、3色ユニットにあたるユニットや、ウイルスなる新カテゴリーが登場、新しい戦略を一考出来るように。


1.4に代わってデュエルの進行が若干変わってるみたい。
今までは後攻CP2・2ドローだったのが、後攻CP3・1ドローになっていた。
イベント戦でやっていたルールが、正式ルールに変わったってところか?
これ、マリガン失敗すると悲惨だった記憶が。


今回の改訂で後攻ならCP4のユニットを、軽減で1ターンから出せるようになったのはありがたいんだよね。エンドフェイズで1ドローできるユキダルマンとか、CP2以下を動けなくするユグドラシルとか、序盤で活躍できそう。