前回の続きです。


ざっと全カードの効果見て思ったんですが、今回は当たり外れの差が大きいような…大きくないような…。




―×―  ―×―  ―×―  ―×―  ―×―  ―×― 


△ガガガリベンジ
 →ガガガ専用の≪早すぎた埋葬≫と云ったら聞こえがいい。装備モンスターをエクシーズ素材にオーバーレイをした場合、そのエクシーズモンスターはパンプアップされるが、この効果はおまけ程度の認識でいいだろう。現在ガガガは3種類のみなので、ガガガが伸びるかどうかは今後に期待したいところ。
◎オーバーレイ・リジェネレート
 →早い話がエクシーズのユニットチャージ。汎用性の高いエクシーズモンスターにばんばん使うとよさげ。
○ヒロイック・チャンス
 →強化ギミックと組み合わせると1キル級の大ダメージを与えられそう。50ライン以上の打点をもろに食らったらひとたまりもない。
◎先史遺産技術
 →擬似的に行う≪強欲で謙虚な壺≫、と云えば聞こえがいいかもしれない。が、やることは1枚手札に加えて1枚墓地に送られるわけだから、確認したカードによっては逆転の一手が講じられるかもしれない。召喚制限が設けられているが、先史遺産でデッキを構築するなら4枚目以降の≪強欲で謙虚な壺≫として活用できる。
△先史遺産−ピラミッド・アイ・タブレット
 →先史遺産限定の擬似的≪一族の結束≫。ただ先史遺産は機械と岩石の混成であるが故、結束と組み合わせる場合、機械寄りにするか岩石寄りにするか悩むところ。
△ギャラクシー・クィーンズ・ライト
 →高レベル2体を要するエクシーズモンスターのサポートしてなら有用は可能。現在☆7以上のモンスター2体を要するエクシーズモンスターは数あれど、3体を要するものだと今パックに収録されているギャラクシーデストロイヤーを含めて3体のみ。このカードが伸びるかどうかは、今後☆7以上で2体以上のモンスターを要するエクシーズモンスターが何体出るかによるだろう。
≫この面子で他デッキへの派遣が予想されるのは先史遺産技術あたりになりそうか。


◎グリモの魔導書
 →発動制限を設けられているため、グリモ3連発といった動作はできなくなっている。もしそれができたらテンペスターが凄いことになりそう。狙い目としては盤面の状況にもよるが、ヒュグロかトーラの2択になるかも。
○ヒュグロの魔導書
 →1000ものパンプアップは相当でかい。加えて戦闘破壊で魔導書をサーチできるおまけつき。サーチ先はグリモかトーラの2択が鉄板か。
△ネクロの魔導書
 →手順を踏まなければならないため相当面倒な魔法使い限定の≪早すぎた埋葬≫。レベル上昇効果はおまけと考えた方がいいかもしれないが、盤面次第では『おまけ程度』が大いに役に立つ場合がある。
○トーラの魔導書
 →発動ターンに魔法か罠への耐性を付加させる。攻める時には重宝しそうだが、効果モンスターのモンスター効果には対応していないため過信は禁物。全ての効果に対応してたら間違いなく☆評価。
≫グリモとトーラ以外の魔導書はよくてピン挿しが吉になるのでは。


◎マドルチェ・シャトー
 →マドルチェの根幹を成すカード。シューバリエの攻撃力は2200に、プディンセスは墓地次第では2300となる。パンプアップよりもむしろ厄介なのが手札への回帰で、この効果により止め処なくマドルチェを展開できる構図となっている。フィールド魔法なので地縛神やSinに対応している点もプラス要素。まぁ、マドルチェのパワー面を考慮すれば地縛神やSinの採用は一考の余地はあるのだけれど…


△ワンチャン!?
 →バルブスポーアが禁止となった今、有用性のある☆1チューナーは数少なくなった。このカードはどう見回してもフォーミュラを展開しろと云っているような効果。アンノウンシンクロンをSSしてこのカードを発動できれば可能性は繋がるかも。
×ジェネレーション・フォース
 →REDUリリース時に存在する『エクシーズ』と名の付いたカードは7枚。その全てが魔法罠カードで、デッキサーチとしては有用かもしれないが果たして食指は伸びるのか…
△岩投げエリア
 →効果破壊に対応していないため過信は禁物。
×大寒
 →自分への大寒波ってどーせーと…
≫岩投げエリア以外ハズレの予感。


○攻撃の無敵化
 →有用性はあるが、バトルフェイズ時のみなのであまり過信はできないのが辛いところ。
△ガガガラッシュ
 →昨今ではモンスター効果による除去が頻発しているのでこれはありがたい効果。ただ対応がガガガのみの上、カウンターかと思いきや通常罠。お触れやトラップスタンが一番の難敵になりそうだ。
○ヒロイック・リベンジ・ソード
 →気になるのは『自分への戦闘ダメージは相手も受ける』ということは、要するに喧嘩両成敗的な要素なのだろうか?装備状態にして自爆特攻をかけるのが主な運用か。
ストーンヘンジ・メソッド
 →早い話が先史遺産専用のヒーローシグナル。表示変更が出来ないというデメリットを持つが、返しのターンに他の先史遺産を展開してエクシーズに繋げれば問題ないだろう。


◎マドルチェ・マナー
 →マドルチェを組むなら複数は積んでおきたいカード。マドルチェ自身のデッキ回帰効果と水が合わない気がするが、パワーの低いマドルチェにおいてはサポートとして十分なスペックを持つ。しかし自分としては最後の効果である『自分の墓地のモンスター1体を選んでデッキに戻す事ができる』―――これが気になる。他のテーマとの混成、例えばガジェットとかとの組み合わせなど、色々と転用できそうな気がしてならない。
△マドルチェ・ワルツ
 →最低でも500は欲しいところ。抑止力にはなりうるが効果破壊を積極的に行うデッキに対しては効力は薄い。
△マドルチェ・ティーブレイク
 →魔法罠をカウンターするとはいえ、魔法をカウンターしたところでもう1度発動されたら意味がない。プディンセスがいる時でないと存分に発揮できないのでは?
≫マナーは悪用の兆しアリ。上にも触れてるけど、マドルチェは純だけでなくガジェットなどデッキ回転ができるデッキとの混成が予想される。墓地からのSSができないモンスターの救済にも一役買ってくれそう。


△エクシーズ・ソウル
 →間違っても相手墓地のエクシーズモンスターを選んではダメ。グスタフ指定なら全自軍モンスターの攻力が2000アップ。パワーが足りない時に使うとよさげ。
△強制退出装置
 →自分の場ががら空きになるリスクはあるが、デッキに戻るのは強烈といえるのでは。
◎手のひら返し
 →早い話が罠版皆既日食といったところか。リバースされたら厄介なモンスターがいる場合やインゼクターが相手の場合に重宝されそう。
×煉獄の落とし穴
 →奈落の落とし穴でOK。
×スリーカード
 →そのうちフォーカードが出てきそう。
○ソウルドレイン
 →墓地展開や除外展開を封じる。これにスキルドレインが加わると、文字通り何も出来なくなる。当面のライバルはマジックミラーかな…。
△リ・バウンド
 →バウンスへのカウンター+被破壊時に1ドロー。むしろメインは被破壊時に発動できるドロー補助か。
×ラッキーパンチ
 →3枚ドローは魅力かもしれないが、それにはまずコイントス3回全部が表にならないといけないため、確率的な問題がどうしても付きまとう。何より悲惨なのが3回全部裏だった場合。この時に受けるダメージが6000と、ダイスポッド効果で6が出た時よりも悲惨なことになるのだ。この時2000以上のダメージを受けていればその時点でライフデス。自爆で負けると精神的ダメージがハンパない。
≫ユーモア溢れるカードが目白押し。特に手のひら返しはサイド要員にもってこいのカード。


―×―  ―×―  ―×―  ―×―  ―×―  ―×― 


×評価が10枚以上も出る+☆評価がゼロというのは結構珍しいことじゃないだろうか?
ただ全体的に見るとなかなかいいものが多いだけにハズレを引いた時の、

('A`)

といった感じに虚脱感が出るのは否めない。
今回のスー勢で高騰するのはどのカードなのだろうか?