>国連人権委で、名指し非難採択 − 助力となるが、危険も孕む

ソースhttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/11/18/20051118000013.html
この1件で、国際社会への理解が得られたというが、核を持った一国への圧力は、逆にいえば窮鼠的に暴発を招く危険性さえある。
国際社会への理解が得られたことで、家族会を始めとする拉致関連団体の悲願である、「北朝鮮への経済制裁」への追い風となるが、ちょっと待て。何故、そこまで経済制裁に拘るのだろうか。
制裁を行うにも、有効性は不透明だし、何より人命という大きな枷がある。さらに、核などの兵器の問題―――これがある限り、国連主導であれ、日本単独であれ、制裁に踏み切るということは、100歩譲って柔軟姿勢に踏み切ったとしても、宣戦布告、ないしは「日本政府の陰謀(または、拉致三団体を右翼団体と名指ししての非難)」と見なして、柔軟姿勢から再び硬化、事態は再び膠着にもなりかねない。
また同様に、「納得できない」「信用できない」と一蹴しても同等である。平和的解決したいなら、人命を最優先したいなら、制裁で自己満足にふけるのなら、制裁という手段は除外した方がいいと思いますが?

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