http://www.sanspo.com/sokuho/0707sokuho043.html

 元はといえば、近鉄が経営苦しいからどこか買ってくれないか、でも今日日買ってくれるところないかもな、って思っていたところに、オリックスが手を差し伸べた、ってところじゃないですか?
 それが、突然球団は売らんと突っぱねるわ、反対した選手にインセンティブなしだと脅しかけるわ、選手たち・球団のファン・野球のファン・買いたい人の意見は完全無視するわで、あげくには納得のいく議論のなされないまま合併・1リーグ制の話だけが進んでいく。

 ファンや選手の声が聞き入れられないって・・・プロ野球って一体何?って思ってしまいます。

 衰退の原因は各掲示板で議論されてるんでここでは省略としますが、何故こうも「プロ野球界を発展させるには合併による球団の削減と1リーグ制への移行がベストだ」と、短絡的な思考を各オーナーどもは抱くんでしょうか?


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 たった一人の耄碌爺の思惑にどんどん向かっていくプロ野球に明日はあるのか?
 そりゃ今までにない対戦カードはファンの目を引きますが、これが長く続くとは思えない。1年やって当たりだったら、そりゃしてやったりでしょうけども。「テレビを観ない、球場に行かない」という抗議の方法は最良の策のひとつでしょうが、100年経っても読売依存の構造である限りはそうはならないかと。
 反対姿勢ということで何かしらの抗議をするという、それくらいの意思表示があってもいいのではないでしょうか?でないと、ファンもナベツネや今のプロ野球のあり方に賛成しているとしか思えない。