1504期のLR(リミットレギュレーション)。


【禁止】
エルシャドール・ネフィリム
焔征竜−ブラスター
瀑征竜−タイダル
嵐征竜−テンペスト
巌征竜−レドックス


【制限】
クリバンデット
混沌の黒魔術師(エラッタ
ブリューナクの影霊衣
マスマティシャン
神の写し身との接触
機殻の生贄
影霊衣の反魂術
虚無空間


【準制限】
クリフォート・ツール
発条空母ゼンマイティ
フォーミュラ・シンクロン
マンジュ・ゴッド


【無制限】
甲虫装機 ホーネット
エルシャドール・ミドラーシュ
地征竜−リアクタン
水征竜−ストリーム
炎征竜−バーナー
風征竜−ライトニング
キラー・スネーク
真六武衆ーシエン
センジュ・ゴッド
大天使クリスティア
No.11 ビッグ・アイ
立炎星ートウケイ
王家の神殿
モンスターゲート
現世と冥界の逆転




続きからでは、今回の禁止制限リストに関しての雑感を。




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◆禁止緩和
予想では《サンダー・ボルト》だったが、今回禁止カードから復帰したのは《混沌の黒魔術師》。
エラッタでは『魔法回収が1ターンに同名1度の制限付きでエンドフェイズに変更、それ以外はそのまま』と、出すだけでアド取れなくなったのは残念ではあるが、妥当なエラッタ
現在の環境では、除外されても復帰の手段があるし、エンド回収とはいえ魔法のサルベージができるのはありがたい。☆8なので《トレード・イン》の弾としても使える。
規制されるに至った理由が理由だけに、同じ轍を踏まないか気がかりであるが…


◆新禁止
新禁止はネフィリムと4征竜。
4征竜はついに、といった感じ。長らく様々な形で生き永らえてきたが、ついに禁止。個人的には、レッドアイズの強化に合わせて4征竜を禁止にしたのでは、と思う。
征竜へのヘイトは環境を席巻した時から相当なもので、子征竜禁止、親征竜制限という状況でも様々な形に変えて生きては、関連したカードを規制していった。功罪でいえば罪の方が強いだろうが、一方で属性サポートとして長らく活用されたのも事実。
今回は親と子が入れ替わる形だが、4征竜はエラッタされれば復帰の可能性がある。しかし、それが来る日は訪れるのだろうか?
今回、謎なのはネフィリム。シャドールの顔であるはずのネフィリムを禁止=それの完全上位互換の光属性☆11融合体が来るフラグだと思いたい。なんか今回の裁定を見ると、【シャドール】の本質が全くスルーされてるような…


◆新制限
トップメタへの規制。その中でも一番ダメージが大きいのは【シャドール】ではないだろうか。
ネフィリムが禁止、写し身が制限と、主力をもがれて大幅なパワーダウン。一応ミドラーシュによるSSへの牽制はできるものの、打点が低いため簡単に突破されるのが辛い。《ダイヤ》Xモンスターへの対策の、新たなる構築が喫緊の課題。
【ネクロス】は影ブリュ反魂が制限に行った代わりに、センジュマンジュが緩和。安定性は落ちるだろうが、構築次第ではまだまだいけそう。
【クリフォート】は《機殻の生贄》制限《ツール》準制限と、サーチカードに規制をかけた感じ。機能は落ちるが《アセンブラ》は無傷なので、今後はドロー特化にシフトする事が予想される。
クリバンマスマティ虚無に関しては、採用率が高いカードなので妥当。墓地肥やしとサーチ/ドローを容易に行えるカードは軒並み規制されていってるなぁ…。


◆準制限
《ツール》《マンジュ》以外は過去の環境を席巻したカードが緩和された感じ。《フォーミュラ》2枚緩和でシンクロ、というよりアクセルシンクロは取り戻せれた感があるが、これらは1504期にどう影響を及ぼすだろうか?


◆制限緩和
1501期で解放された禁止カードのうち、3枚が無制限に緩和、後は過去の環境勢で規制されていたカードが解放。《モンスターゲート》の解放により【推理ゲート】を再構築できるようになったのはありがたいところ。親の代わりに解放された子征竜に出番はあるのだろうか?


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といったところで今回はここまで。
販促のための規制は今に始まった事ではないけど、何か9期に入ってから規制の仕方がちとアレになってきてるような。
しかしいざ蓋を開けてみたらすぐに落ち着くのが世の中だったりします。いい意味で捉えても悪い意味で捉えても。


そういえば、次の改訂は5月だって聞いたけど、どこから出た情報なんだ?


次回は環境予想を。