2月26日付でCOJ・1.3EX1が解禁されました。
それと同時に、色々と新要素が追加されました。


続きからでは、新要素であるお試しデッキと、1.3EX1のカードの雑感を。
カードに関しては、注目カードのみをピックアップしていきます。




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◆お試しデッキ
・赤単色デッキ
《テューポーン》《ベルゼブブ》《マーヤ》など、バーンによるBPダメージに特化した形。序盤は《テューポーン》と《マーヤ》、中盤以降は《ベルゼブブ》が活き、終盤は《ガイア》による全体バーン。
デッキとしては展開時に発動できるバーン効果が多く、BPの低いユニットはたちまち焼かれてしまう。反面、【秩序の盾】持ちのユニットが相手だと焼けれず苦労する。
立ち回りは《テューポーン》《ベルゼブブ》を早い段階で展開して焼く感じ。プレイヤーアタック(以下:PA)成功時に関する効果が多いため、攻撃が通るか否かがポイントになりそう。こうなると《アザゼル》も欲しいところだが、それは欲張りすぎだろうか。


・黄単色デッキ
《カンナ》で1点は保障されるので、序盤でLPアドが取れるのは大きい。
立ち回りはいかに【呪縛】を押し付けられるか。行動権を消費するカードと組み合わせると効果絶大。《アルテミス》で相手ユニットを消滅させて捨札利用させなくするのも心強い。
CPが6まで貯まれば《ジャッジメント》で一斉に攻めて行けれる。その《ジャッジメント》を、行動権を回復するカードなどで対策されるとちょっとキツイ。


・青単色デッキ
いかに速く《ハデス》を手札に持ってこれるかが鍵。
基本は《ミイラくん》《信玄》で牽制し、《バンシー》で不死ユニットを、《ロキ》でインターセプトをサーチして、《ハデス》を手札に持ってきたら、進化させて攻める。この段階では相手ユニットは大抵CUしているので、《ハデス》でレベル2以上のユニットを一網打尽にできる。これだけで相手の戦線は崩れる。《死壊石》を駆使して相手ユニットをCUしてから《ハデス》で一掃しても面白い。
《大魔導士リーナ》は出せれたら、というレベル。除去が追いつかない場合などでは出番はあるかも。


・緑単色デッキ
BPのガン上げと【秩序の盾】によるバーン封じが主な立ち回り。デッキとしては早い段階で《アテナ》を展開できるかどうかにかかってるといえる。
《ドリアード》《アテナ》が複数並んでる状態で、《アテナ》をOCすれば全員に貫通が付与される。これにジョーカーで加護を付与されたらたまったものじゃない。《スサノオ》のOC時のデメリット効果に目を瞑れば、高BPによる貫通攻撃で相手LPを削り取れる。
効果除去や【沈黙】で効果を封じられるのには注意。特に《アムネジア》《ツクヨミ》で効果を封じられたら、泣くに泣けない。


◆ver1.3EX1
・赤
鳥人スパルナ》
レベル1のBPが4000と、バーンダメージによる除去が心配だが、デッキ枚数に応じてBPが上がるのは面白い効果。しかし最大出力は4000、デッキが減れば減るほどそれは下がっていく。コストは軽いので、序盤で立たせて戦闘させるのが良さげ。


《赤誠の沖田》
赤の《沖田》。戦闘時除去効果である青の《沖田》と違い、こちらは侍デッキにおけるトリガー除去。立ち回りとしては《心眼のナギ》と合わせる事で、アタックで+1000、戦闘でさらに+1000。+2000は心許ないかもしれないが、《ナギ》が複数立っている場合、あるいは《アテナ》がいる場合にはさらにBPが上がる。
気をつけたいのは、《アムネジア》などの【沈黙】付与、あるいは攻撃不可になる事か。


・黄
オトタチバナヒメ
立ち回りは青で云う《シノ》。コスト1と軽いので、軽減でノーコストで出せる。これを上手く利用して、あえて高BPのユニット、あるいは戦闘時に効果が発動するユニットを行動させて、相手ターンで牽制する、というやり方も可能。
その際、気を付けたいのは除去。先に除去されると牽制しようが無い。


・青
《ペルセポネー》
コスト5。序盤〜中盤で出す場合は軽減必須。効果除去に対する牽制で、除去された場合進化以外のコスト2以下の不死ユニットを蘇生させる。コスト2以下の不死にはハンデス要員の《ミイラくん》を始め、面倒くさいユニットばかり。
さらに、サポーター効果により不死ユニットのBPが上がる。+1000といえど、放っておくと侮れない。


《シェムハザ》
天使と不死の混成デッキを一考出来るユニットカード。あえて不死デッキで投入するのも面白い。
その際投入されるユニットは様々だが、サーチできる《バンシー》、レベル2以上を除去する《ハデス》、破壊されたら1LPを奪う《マミーちゃん》が有力。


・緑
フレイヤ
緑版《ペルセポネー》といったところで、蘇生対象は戦士。
スト2以下の戦士には《ダーティークロー》、《ソードダンサー》など複数いる。コストの軽い戦士ユニットとこのユニットでデッキを作ると面白そうだ。


《ミューズ》
進化ユニットやスピードムーヴ持ちのユニットへの牽制役。自身が舞姫なので除去されても保険が効くし、【秩序の盾】でバーンダメージも何のその。
ただ、《アムネジア》などの【沈黙】付与が一番の難点で、スピードムーヴによる速攻デッキで【沈黙】を付与されるカードを使われると目も当てられない。コストの軽い進化ユニットを出してきた時も同様。


・トリガー
《呪われた財宝》
オートアタックした時にこれが飛んでくると、相手は歯軋り不可避。


インターセプト
《無限の炎》
《永遠の光》
《永劫の魂》
《悠久の大地》
使用回数が設定されている珍しいカード。共通項として緑を除く3枚が、自軍ユニットが場に出た時に発動、赤は1000ダメージ、黄は行動権消費、青は単体対象の《ハデス》、唯一立ち回りが違う緑は戦闘時に相手ユニットのBPを−1000する。
赤緑はコスト1と軽いが、黄青はコスト3とやや重め。一度きりで終わるトリガー/インターセプトだが、使用回数が設定されているこれらのカード。遊戯王で云う永続罠カードは、これからも増えそうだ。


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と、いったところで今回はここまで。