ジャッジキルを纏めてみた。
相手だけに非があるわけではないので、揚げ足を取られないように覚えておきましょう。




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ケース1:墓地の入れ替え
該当カード:《クイズ》


【カード名】クイズ
【カテゴリー】通常魔法
【効果】発動中、相手は墓地のカードを確認する事ができない。相手プレイヤーは「クイズ」発動プレイヤーの墓地の一番下にあるモンスター名を当てる。当てた場合、そのカードをゲームから除外する。ハズレの場合、そのカードは持ち主のフィールド上に特殊召喚される。


墓地の一番下のカードを宣告して外れたら特殊召還できるという効果。
見やすく墓地のカードを入れ替える人がいるが、対象が変わってしまうため最悪ジャッジキルされる可能性アリ。


墓地の入れ替え、という意味では、以下のカードも危ない。


【カード名】アルカナフォースXXI−THE WORLD
【カテゴリー】効果モンスター
【ステータス】☆8・光・天使 / 攻守:3100/3100
【効果】このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、コイントスを1回行い、その裏表によって以下の効果を得る。
●表:自分のエンドフェイズ時に自分フィールド上のモンスター2体を墓地へ送って発動できる。次の相手ターンをスキップする。
●裏:相手のドローフェイズ毎に、相手の墓地の一番上のカードを相手の手札に加える。


【カード名】D−HERO ダッシュガイ
【カテゴリー】効果モンスター
【ステータス】☆6・闇・戦士 / 攻守:2100/1000
【効果】1ターンに1度、自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動できる。このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで1000ポイントアップする。このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。また、このカードが墓地に存在する限り1度だけ、自分のドローフェイズ時にカードをドローした時、そのカードがモンスターだった場合、その1体をお互いに確認して自分フィールド上に特殊召喚できる。


《アルカナフォースXXI−THE WORLD》の裏の効果も、ケース的な意味で人事ではなかったりする。

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ケース2:シャカパチ
該当カード:《強制脱出装置》《はたき落とし》《強烈なはたき落とし》


【カード名】強制脱出装置
【カテゴリー】通常罠
【効果】フィールド上のモンスター1体を選択して持ち主の手札に戻す。


【カード名】はたき落とし
【カテゴリー】通常罠
【効果】相手のドローフェイズ時に、相手が通常のドローをした時に発動する事ができる。相手はドローしたカード1枚をそのまま墓地へ捨てる。


【カード名】強烈なはたき落とし
【カテゴリー】カウンター罠
【効果】相手がデッキからカードを手札に加えた時に発動できる。相手は手札に加えたそのカード1枚を墓地へ捨てる。


強制脱出装置:モンスターをセットした時に、《強制脱出装置》などで手札に戻ったときシャカパチをして、何をセットしたか証明できなかった場合、ジャッジキルをとられる時がある。 


はたき落とし/強烈なはたき落とし:これもシャカパチして、どのカードを加えたか証明できないとジャッジキルされる可能性アリ。


癖になってるとアレだが、ジャッジキラーと当たった場合は特に注意すべき。

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ケース3:カードの位置
該当カード:《爆導索》


【カード名】爆導索
【カテゴリー】通常罠
【効果】このカードがセットされた自分・相手フィールド上の縦列全てにカードが存在する場合に発動できる。その縦列に存在するカードを全て破壊する。


カードの位置を寄せた場合に《爆導索》が発動された場合、故意に配置を変えて破壊しようと誤解されジャッジキルされる可能性がある。
無闇にカード位置を寄せない方がいいだろう。

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ケース4:フェイズ確認
該当カード:《マインドクラッシュ》


【カード名】マインドクラッシュ
【カテゴリー】通常罠
【効果】カード名を1つ宣言して発動する。宣言したカードが相手の手札にある場合、相手はそのカードを全て墓地へ捨てる。宣言したカードが相手の手札に無い場合、自分は手札をランダムに1枚捨てる。


スタンバイフェイズを言わずにカードをプレイしてしまった時に、スタンバイフェイズで《マインドクラッシュ》を発動された場合巻き戻しが発生して、召還や使用したカードを選択されて物凄く不利になる。
13年前期の制限改訂において無制限に緩和されたので、今後このケースが増えそう。

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ケース5:バウンス
該当カード:《白銀のスナイパー》《トイ・マジシャン》


【カード名】白銀のスナイパー
【カテゴリー】効果モンスター
【ステータス】☆4・地・戦士 / 攻守:1500/1300
【効果】このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが相手のカードの効果によって破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズ時、このカードを墓地から特殊召喚し、相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。


【カード名】トイ・マジシャン
【カテゴリー】効果モンスター
【ステータス】☆4・光・魔法使い / 攻守:1600/1500
【効果】自分の魔法&罠カードゾーンにセットする事ができる。魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが相手のコントロールするカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、そのターンのエンドフェイズ時にこのカードを自分フィールド上に特殊召喚する。また、このカードが反転召喚に成功した時、フィールド上に表側表示で存在する「トイ・マジシャン」の数だけフィールド上の魔法・罠カードを破壊する。


セットしたこれらのカードをバウンスなどで戻した場合、審判が確認して問題ないと判断されると、《トイ・マジシャン》か《白銀のスナイパー》と知られる可能性がある。
相手に知られたと審判に伝えるとジャッジキルされる可能性アリ。審判に委ねる事が多いのでこの先は審判の判断かと。


Ps.PRIOで登場する【アーティファクト】使用時に、こうしたトラブルが頻発するかも。

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ケース6:デッキ崩し
1:5重スリーブくらいでシャッフルしにくくして、しかも新品のスリーブだから崩しやすくする
2:相手が崩したらジャッジを呼ぶ
3:「ジャッジー。対戦相手がシャッフル中にくずして俺のでっきのカード見たー」
4:ジ ャ ッ ジ キ ル 完 成


とあるカードゲームじゃこの手法でジャッジに警告ポイント付けさせるのを6〜7回戦中のトーナメント中5回やっていたとのこと。
おかげで大会で2重以上の多重スリーブなしになったカードゲームがあるらしい。


まさかと思うけど遊戯王のことじゃないよね?

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ケース7:ダイレクトアタック
B「モンスター全員でダイレクトアタック!」
A「どいつから攻撃するんですか?」って聞く
B「あ、ゴーズいるな!マイクラゴーズで」
Aが申し訳なさそうにガガガガードナー見せたらBが「マイクラ打たせるよう引導した」とか言い出してキレられて、Aがジャッジキルされる


本来なら「全員で攻撃」はルール的にアウトなんだけど、それを指摘したらスルーされたとの事。
このケースではBの残りライフ700以下で、700以上のダメージでAが勝てた試合。


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以上。
とりあえず、よくやってしまいそうなことをピックアップしてみました。
今現在確認されてるだけでも上記のケースがありますが、大抵は基本ルールに抵触する問題多いですね。ルール以外のものだとケース6・ケース7のものまで。


新たに判った事ががあったら、その都度記事にしていきたいですな。




Ps.以下詳細求む。
1:スリーブによるジャッジキル