大ボスラッシュ!




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≪モンスター≫:23枚
1:究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン
1:究極時械神セフィロン
1:時械神メタイオン
1:太陽の神官
1:赤蟻アスカトル
1:スーパイ
1:暗黒界の軍神 シルバ
1:暗黒界の武神 ゴルド
2:暗黒界の術師 スノウ
2:暗黒界の狩人 ブラウ
1:暗黒界の尖兵 ベージ
1:レベル・スティーラー
1:メタモルポット
1:クリッター
1:The tyrant NEPTUNE
1:The supremacy SUN
1:Sin パラレルギア
1:Sin トゥルース・ドラゴン
1:Sin スターダスト・ドラゴン
1:Sin サイバー・エンド・ドラゴン
1:A・ジェネクス・バードマン


≪魔法≫:13枚
2:テラ・フォーミング
2:暗黒界の門
2:Sin World
1:貪欲な壺
1:大嵐
1:終焉のカウントダウン
1:手札抹殺
1:死者蘇生
1:闇の誘惑


≪罠≫:6枚
1:聖なるバリア−ミラーフォース−
1:神の宣告
1:神の警告
1:激流葬
1:リビングデッドの呼び声
1:スターライト・ロード


エクストラデッキ
2:月影龍クイラ
2:太陽龍インティ
2:スターダスト・ドラゴン
1:Sin パラドクス・ドラゴン
1:エンシェント・フェアリー・ドラゴン
1:シューティング・スター・ドラゴン
1:フォーミュラ・シンクロン
1:ブラック・ローズ・ドラゴン
1:ブラックフェザー・ドラゴン
1:レッド・デーモンズ・ドラゴン
1:超弩級砲塔列車グスタフ・マックス
1:サイバー・エンド・ドラゴン


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某東方遊戯王動画に登場したデッキに影響されてDOで作ってみましたが…。
これホントに機能するの?っていう具合に事故りまくったorz


◆概要
このデッキは多数のギミックを詰め込んだ…もとい、詰め込みすぎたカオスなデッキです。ただし、その中にも幾つかのシナジーが見込める組み合わせが存在します。そう言ったものを適宜利用して優位に立っていくのがこのデッキの特徴です。
つまり、それらのギミックを熟知していない限り、このデッキの力を発揮できません。下記プレイング解説を熟読してこのデッキへの理解を深めましょう。なお、かなり力を入れて解説を書いたため若干文章が長いです。


◆プレイング
>序盤
序盤のプレイングとしては【暗黒界】【インティクイラ】を軸にデッキ圧縮とドローを繰り返していきます。その後、≪太陽龍インティ≫≪月影龍クイラ≫を展開したり、≪エンシェント・フェアリー・ドラゴン≫をシンクロ召喚してフィールド魔法をコントロールしていきます。


・【暗黒界】
早い段階で≪暗黒界の門≫を発動できるかがポイントになります。
墓地と手札にそれぞれ暗黒界モンスターがいる場合に≪暗黒界の門≫を発動し、ドローと暗黒界モンスターの効果発動を繰り返していきます。
スノウの場合はサーチを、ブラウならドロー、ゴルドシルバベージならSSし、シンクロなどの後続に繋げて行きます。また、≪手札抹殺≫や≪メタモルポット≫も重要な役割を果たします。これらの効果で暗黒界モンスターを墓地に捨てて効果を発動しつつ、手札を補充していきます。


その後【インティクイラ】のギミックを駆使して≪太陽龍インティ≫≪月影龍クイラ≫の展開を狙ったり、≪エンシェント・フェアリー・ドラゴン≫をシンクロ召喚してフィールドをコントロールします。
【暗黒界】のギミックを使い果たしたら、≪エンシェント・フェアリー・ドラゴン≫の効果でフィールドを破壊して、別のフィールドを持って行きます。この時の手札の状況にもよりますが、Sinモンスターが多ければ≪Sin World≫をサーチして次の行動に移します。


>中盤
ここからは【Sin】を始めとする大ボスたちによるボスラッシュをかけていきます。
【暗黒界】【インティクイラ】の2つが『第1の難題』なら、【Sin】は『第2の難題』といったところでしょうか。


・【Sin】
≪Sin サイバー・エンド・ドラゴン≫や≪Sin パラレルギア≫からの≪Sin パラドクス・ドラゴン≫を展開し、その圧倒的なパワーでねじ伏せていきます。
Sinモンスターは攻撃に制約が出るのが痛いですが、≪Sin サイバー・エンド・ドラゴン≫の攻撃力は4000。妨害が無ければ数回攻撃して終了です。
また、≪Sin パラドクス・ドラゴン≫は展開時に自分or相手の墓地からシンクロモンスターを釣り上げてきます。序盤で≪太陽龍インティ≫≪月影龍クイラ≫のいずれか、またはその両方を展開、もしくはそれ以外のシンクロモンスターを召喚した場合は、自身の効果で墓地のシンクロモンスターを釣り上げてさらなる追撃を行う事が出来ます。
例え破壊されても、今度は攻撃力5000の≪Sin トゥルース・ドラゴン≫が立ちふさがります。


>終盤
ここまで来たら、いよいよ【プラネット】【時械神】の登場です。
さしずめこの2つは『第3の難題』『第4の難題』といったところでしょうか。


・【時械神】
≪究極時械神セフィロン≫+≪時械神メタイオン≫


この時点で墓地のモンスターは10枚を超えているはず。条件を満たしている場合、≪究極時械神セフィロン≫を特殊召喚できます。基本的な立ち回りは上記の組み合わせで、≪究極時械神セフィロン≫によって釣り上げられた天使族モンスターは攻撃力4000のハイパワーカードと化します。
その代わり効果は無効化されますが、攻撃反応型の罠にかかりさえしなければ相手に大ダメージを与えられます。


また、≪究極時械神セフィロン≫と≪時械神メタイオン≫の2枚をオーバーレイして≪超弩級砲塔列車グスタフ・マックス≫をエクシーズ召喚する事も可能です。攻撃力3000に加えて効果で2000の効果ダメージを与えるため、強烈です。


・【プラネット】
プラネットモンスターで立ち回るのは、基本的に≪The tyrant NEPTUNE≫と≪The supremacy SUN≫の2体です。プラネット系は≪The splendid VENUS≫を除いては特殊召喚に制約が付いているため、展開は基本的に2体リリースしての召喚です(≪The tyrant NEPTUNE≫は1体リリースしての召喚は可能だが)。
他のボス勢と比べると攻撃力面で劣りますが、それでも強力な布陣である事には変わりありません。特にリリースしたモンスターの合計攻撃力がそのまま自身の攻撃力となり、かつ≪Sin トゥルース・ドラゴン≫などの厄介なモンスターをコピーした≪The tyrant NEPTUNE≫は、特に厄介です。


・≪究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン≫
いわば『第5の難題』です。
このデッキのモンスターの割合を見てみると、実は闇属性モンスターが多く占められています。
≪究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン≫は墓地に闇属性7種類を1体ずつ除外して特殊召喚するモンスターで、墓地の闇属性を全て除外することで大幅なパンプアップが望めます。
搭載している闇属性モンスターは合計で15枚。SS時に7種類除外していますから、残りは8枚。仮にこの8枚全てを除外した場合、≪究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン≫の攻撃力は4000アップの8000となり、1キル級の攻撃力を持つようになります。この1撃が止められなかった場合は、即死級のダメージを相手に与えられます。
(仮に宝玉獣と≪アドバンスド・ダーク≫を採用した場合に、≪アドバンスド・ダーク≫+≪究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン≫のコンボを発動した場合は上記8枚に加えて、闇属性化した宝玉獣7枚が加わるので合計15枚となり、アップ値は7500となる。つまり、攻撃力は11500になる)




手札と場の状況次第では登場するギミックの順番やプレイングが異なりますが、ツボに嵌ればハイパワーカードが揃い踏みします。
雰囲気を出したいなら、初手に≪終焉のカウントダウン≫を発動し、相手に難題を突きつけてください。


◆課題
あまりにもカオスなのでもはや弱点がどうこう言うレベルじゃありません。一応特殊召喚メタと除外ギミックには弱いです。運とプレイングが勝利の鍵となるデッキですので、使い込んでデッキを熟知するまでのプレイヤーそのものが弱点かも。


後、このデッキは異様にライフの減りが早いデッキですので、全てのボスを出し切るまでにライフアウトで終了するケースがちらほら。自分でも相手でも。
除去ソースが殆ど無いので、召喚反応型の罠にも注意が必要です。


◆後書
この系統のデッキを全く知らない状態でこのデッキに出会うと、「中身がどうなってるのか分からない」という状態に陥ります。デッキ枚数は40らしいけど、なんで40枚で収まってるのか分からない。5〜60枚は必要なんじゃないか?という疑問に駆られます。
フタを開けてみればこんなデッキになっているわけですが、ともかくも、「構築を読まれない」というのはデッキの長所です。場にあるカード、手札、伏せカード。これらが一体何なのか全く予想がつかなくなるので、そう言った点を生かしてデュエルを進めるのもいいかも。